有田陶器市 -2003-

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陶器市、次、行ってみよっ。そう、次はお気に入りの窯のひとつである「渓山窯」。ここも青い染め付けがベースのシンプルな器。私が好きなそば猪口もたくさんあるし、これまた私が好きな鳥獣戯画のシリーズもある。そうそう、前に書いた早朝のお粥サービスでもらえるお茶碗は、この渓山窯が作っているのよね。素晴らしい。店舗を一通り見て、渓山窯のB級専門の店舗が別にあるという看板を発見。これは行かねば〜。看板の矢印に従って歩いていくと、ものすごく奥まったわかりにくいところに、発見。つか、お店の人に聞いてみたところ、3年程前からこのB級専門の別店舗があったらしい。なぬー! 知らんかった〜。なんか損した気分だよ。去年、いや、一昨年気づいていたら...。ま、それは置いといて(泣)。このB級専門で、なかなかいい感じの鳥獣戯画の急須発見。今使ってる普段使いの急須がひび割れちゃって、適当なものをずっと探していたのだ(兎の急須は普段使い向きじゃないのよ)。えーい、買うぜー。

急須、買ったのがこれ。定価 \4,700 が半額になって \2,350。うっふっふ。ちなみにB級品(もしくは二級品)というのは、絵の具がちょこっと飛び散ってしまったり、ポッチができてしまったりで、通常、お店では売れないもの、というものなんだけど、ちゃんと探せば、ポッチがあっても、裏側とか、急須だったら内側とかだったりで、気にならないものが多いし、素人目には全くわからないものも結構あるのだ。今回買ったのも、B級ったって、どこが?って感じ。うーん、満足。
渓山窯 http://www.arita.or.jp/keizan/


こで、一端休憩。午前10時半。朝、何も食べて来なかったので腹が減って、腹が減って(笑)。きつねうどんとおでんを食べる。食事は他にもおにぎりとか、お寿司とか、カレーとか結構いろいろ選べるので、よほどおいしいものじゃなくちゃイヤという人以外、大丈夫(以前はホントにお店がなかったので、すごく進歩した気がする)。地元名物「ごどうふ」というのもあって、食べなかったけど、結構おいしそう。遠くからきて、せっかくなら、ちゃんとした店でおいしい食事を、という方は少し足を延ばして、嬉野温泉とか武雄温泉に行くのもいいかも。

陶器市腹を満たしたあとに向かったのは、これもお気に入り「伝平窯」。最近はここのを一番買ってるかも。なにかひと工夫ある絵柄や形と、手作り感のある器が好きなのだ。窯直営のお店ではなく、いろいろな窯の器を集めて売っているお店でも、伝平窯の器だってすぐにわかるし、つい手に取っちゃうんだよね。実はちょうど数日前に都合よく(?)割ってしまったスープ皿としても使える深みのある鉢を探してたんだけど、ここで発見。つか、はじめからここに気に入ったのがあれば買おうと思ってたのだ。当然ながら、買うわよ。2枚。他になにかないかしらと物色してたら、すごくかわいいミルクピッチャーを発見! いやぁ、この雲模様からすると、ミルクピッチャーというより、中国茶を入れるときの「茶海(茶壷=中国茶独特のちっちゃな急須で入れたお茶を一端入れておく器で、いれたお茶の濃さを均一にする)」として使えるわ〜。で、これも買う!

伝平窯の器う? かわいいでしょ。好きな兎柄の鉢と茶海になりそうなミルクピッチャー。あ、あと、月(月の部分は金色)と兎柄のぐい飲みも。ぐい飲みは別のお店で思わず手に取っちゃって買ったやつ。間違いなくこの窯のなんだけど、窯直営店には、この形のが売ってなかったのよね。値段は、鉢 \2,200×2点とミルクピッチャー \1,300(確かそれぞれ定価から3割引になった価格)で、合計 \5,700 のところを \5,500 で。それと別のお店で買ったぐい飲みは、定価\2,400 を \1,800で。しかし、私も兎柄、好きだねぇ。上の鳥獣戯画の急須も兎柄といえば兎柄だし。98年のレポートにも書いたけど、兎柄の器がますます増えていっている...。

伝平窯の器うだ。ついでに、去年、ここで買ったお皿も紹介。たたらで作った手作り感のある大きめの角皿(台形)と、雲形の小皿、それぞれ2枚ずつ購入。値段は忘れちゃった。兎だけじゃなくて、唐草とか雲模様とか、渦巻き柄って惹かれるのよね。
伝平窯 http://www.arita.or.jp/denpei/


福珠窯の器およそ行きたいところは見て回ったし(全長4kmほどのメインストリートの両サイド、および、その脇道にずらりと陶器屋さんが並ぶんでいるのを全て回るのは無理)、さて、帰るか。おっと、はじめに行った福珠窯で悩んだ角皿はどうしよう...と悩む私はもういない。いろいろ買って、すっかりお買い物モードに突入。財布の紐はゆるゆる。もちろん買う。\7,000 の3割引で、\4,900(後で考えたらやっぱり高いような気がするけど、気に入っているのでよしとする)。写真じゃわからないけど、結構大きめ(一辺が20cm程)でいろいろ使えそうなのよね。うふ。

福珠窯の器 年、福珠窯で買ったお皿も紹介しちゃお。パスタ皿としてとか、夕食(和食でも洋食でも)のメイン皿としてとか、なんだかんだで、一番使っているかも。値段は確か \1,700×2枚じゃなかったかしら? これも雲柄ですな。
福珠窯 http://www.fukujugama.co.jp/


計を見るとちょうどお昼。だんだん暑くなってきたし、人も増えてきた。平日なのにすごく多いかも。ゆっくり見たければ、やっぱり午前中だね。さ、買い物欲も満足したし、帰りますか。

ちょっとおまけ


以上、2003年、有田陶器市レポートでした。1998年分にも書いたけど、今年も書いておきます。
有田は素敵な町です。陶器市の時期でなくても、最近は常設のギャラリー風のおしゃれなお店もできてるし、「チャイナ・オン・ザ・パーク」や「有田ポーセリンパーク」など陶器を楽しむ場所はたくさんあります。陶器に興味がある方、機会があれば、ぜひ足をのばしてみてください。


有田陶器市心得
●早起きは三文の得。お昼頃には平日でも大渋滞。人がいないうちにゆっくり見るのがオススメ。
●ブランド品、数があまりないものは初日(4/29)。とにかく安くなら最終日(5/5)。
●服装は動きやすいもので。スニーカー、帽子(天気がよければ)は必須。バッグは両手が自由になるリュックサックか、重いものでも持ち歩けるキャスター付きのカートで。それから軍手をオススメしているガイド本もあるけど、個人的にはオススメしません。滑って器を割ってしまうこともあるし、持ったときの手触り感がわからないので。
●無駄な買い物をしないために、こういうのを買おうとあらかじめ買う器のイメージをしておく。
●衝動買いも楽しいよ。
●他の店とも比べて買いたいとき、元の店の場所はちゃんと覚えておこう。店がたくさんあるので、わからなくなってしまいがち。案内所や駐車場で配っているガイドマップにチェックしながら、がオススメ。
●一度は値切ろう。今回のレポートには詳しく書かなかったけど、値切るのも楽しみのひとつ。「いくらになります?」「もう一声」と声をかければ、たまに、これ以上は無理って言われることもあるけど、たいていの場合、まけてくれる。

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