それにしても、お腹減ったなぁ...。出発が早すぎて、朝ご飯を食べてこなかったのだ。なんかお店はみんな開いてるし、このにぎわいは、とても朝とは思えないけど、まだ午前8時半過ぎ。朝ご飯にする?そうそう、陶器市に行く前に事前チェックしてて初めて知ったんだけど、NHK BSで、有田で「究極のラーメン鉢」を作ろうというプロジェクトが放送されていたらしい。その「究極のラーメン鉢」を陶器市でも売っているというので、どんな器なのか、ちょっと楽しみにしていたのよね。このプロジェクトの中心となった「まるぶん」へ。 同じ形状で図柄が異なるラーメン鉢がずらり。同じ形の器にいろんな窯元、作家さんが絵付けしたのだそうだ。へぇー。使ってみないとわかんないよね、ってことで、この鉢で実際にラーメンを食べさせてくれるところで食べてみる。そう、朝食はラーメンで。で、器の使い心地は? お、なかなか。確かに、これまで見てきたラーメン用の鉢って、スープを飲むときに持ちあげにくくて、困るってほどじゃないけどやりにくかった。 それに比べて、この鉢は軽いし、持ちやすい。好きな「伝平窯」の染付のがあったので購入。ただし、割引はなし。窯元によって値段が違って、私が購入した「伝平窯」のは[\3,670]。割引がない代わりに(?)、新横浜ラーメン博物館の特製オリジナルラーメンがついてきた。この鉢で食べてねと。ちょっと気が利いてるよね。ちなみに「究極のラーメン鉢」はここで購入可能。●まるぶん http://www.marubun-arita.co.jp/ ●伝平窯 http://www.arita.or.jp/denpei/ お腹も満足したし、更に歩くわよ。有田でのトリは決めてあったのだけど、いいものがあれば買おうと、購入したラーメン鉢の絵付けをされたお気に入りの「伝平窯」や、以前、気合いを入れて兎の急須を買った「深川製磁」や、お隣の波佐見(はさみ:長崎県なんだけど、佐賀県の有田とは接していて、有田焼とルーツは同じ)に本社がある「白山陶器」のデザイナーズショップや、ここ数年、増えてきているセンスのよさそうなお店(多くはセレクトショップ)を選んで、しかし、貪欲(笑)にまわる。 右の写真は、そんなセレクトショップの中の1つ。昨年はなかった気がするなぁ。結局、買わなかったけど、なかなか個性的で素敵な器がおいてあった。セレクトショップとかは、陶器市じゃない時期に来ても楽しいんじゃないかな。いろんなお店ができてるみたいだし(陶器市期間中は街全体が陶器屋さんになっちゃうので、どれぐらい常設のセレクトショップがあるのかよくわからない)。 そんな中で、磁器ではなく、陶器専門のお店でお気に入りを発見。ざっくり、ぽってり、ごつごつした大きめの湯のみ。高さ8cm、直径10cmほど。オットの焼酎お湯割り用? もしくは軽めに抹茶を飲むときにもいいかもと、購入。土モノって、あったかくていいよね。定価[\2,400]の2割引で[\1,920]だったかな(もう記憶が曖昧に...)。ちなみに、この湯のみを買ったお店は窯元直営の臨時店舗だったのだけど、窯は有田ではなくて、那珂川町(福岡市のお隣)にあるらしい。なんだ、近いじゃないの(笑)。あ、陶器市には有田以外の陶磁器も、結構売っている。もし、遠くから「有田焼」を買いにくるのなら、気にしていた方がいいかも。●伝平窯 http://www.arita.or.jp/denpei/ ●深川製磁 http://www.fukagawa-seiji.co.jp/ ●白山陶器 http://www1.ocn.ne.jp/~hakusan/ さ、今回、一番、来たかったお店。トリはここです。昨年、サイトのベースデザインをさせてもらったセレクトショップ「藍土」さん。夏に、サイトがオープンして、その後、秋にも一度、来たきりだったので、挨拶もしたいし、なにより、ここで買いたいものがあったのだ。あ、サイトで使われた写真もきれいにディスプレイされている(右の写真じゃ、よくわかんないね)。 買いたかったのはこれ(左の写真)。サイトで見て、一目惚れしてた「ゆるゆる皿」。じゃあ、サイトで買えよって感じだけど、陶器市に行くのは決めていたので、せっかく行くならお店で、と思っていたのよね。ここにも書いてあるけど、和にも洋にも映える、シンプルでモダンな白い皿。そう、今回の私のテーマ「白」。そして、その名の通り「ゆるゆる」なフォルムは、たまらなく私好み。直径18cmというのも使いやすいし、出会ってよかった。さ、買うわよ。 お店の中はお客さんでいっぱい。なんだか声をかけるのも躊躇するほど忙しそう。とりあえず「ゆるゆる皿」2枚をつかみ、頃合いを見て声をかける。控えめに「こんにちはー、ご無沙汰してま〜す」。すぐに気づいてもらって、笑顔で迎えていただく。「ゆるゆる皿」2枚で[\2,000]にしてもらって、喜んでいたら、お土産と栄養ドリンクまでいただいた。ありがとうございます。しかし、栄養ドリンク....。あー、スタッフのみなさんが合間に栄養補給されるのに用意してあるのだなと理解。....藍土のみなさんに限らず、陶器市を支える方々、ホント、お疲れさまです。 あ、お土産でいただいたのはこの四角形の豆皿。一辺が6cmほどで、薬味を置いたり、箸置き代わりにもいいかも。いやん、かわいい。しかし、ここはセンスがいいだけじゃなく、人も温かい。ホントにいいお店だなぁ。いや、サイトを作ったからじゃないのよ。だってサイトからたくさん売れたとしても、私が得するわけじゃないし、だいたい、仕事で関わったからといって(以下、自粛)な場合だってあるもの。久しぶりに店長さんといろいろお話しして店を出る(忙しいときにすみません)。「サイトを見て来ました」というお客さんも結構いらしたとか。私もうれしい。●藍土[藍土な休日] http://www.holiday-land.jp/ すっかり満足して有田を出る。まだお昼前。まだ早いし、高速に乗る前にお隣の「波佐見」にも寄ってみることに。こちらも有田と同時に「波佐見陶器まつり」開催中なのだ。有田の方はもう何度も行っているのに、こちらは初めて。まぁ、波佐見の窯元も有田の方に店舗を出してるからね。メイン会場の「やきもの公園(有田から車で5分ほど)」に大きなテントが立てられていて、中にたくさんのお店が...。ダメだ。さんざん歩いた後に、これをじっくり見て回るのはつらい。ざっと見て、終わることにする。テントとは別に特設会場があった白山陶器でさんざん悩んんだけど、結局、買わなかった。いいデザインの飯碗があったのだけど、私達が使うには小さすぎたのだ(大食い)。●波佐見観光協会 http://www.hasami-kankou.jp/ ●白山陶器 http://www1.ocn.ne.jp/~hakusan/ さ、今度こそ帰りましょ。もうすぐお昼。有田へ向かう車がどんどん増える中、スイスイと帰る。やっぱり、陶器市は午前中だな。 以上、2004年、有田陶器市レポートでした。毎回、書いてるけど、今年も書いておきます。 有田は素敵な町です。陶器市の時期でなくても、最近は常設のギャラリー風のおしゃれなお店もできてるし、「チャイナ・オン・ザ・パーク」や「有田ポーセリンパーク」など陶器を楽しむ場所はたくさんあります。陶器に興味がある方、機会があれば、ぜひ足をのばしてみてください。 有田陶器市心得 ●早起きは三文の得。お昼頃には平日でも大渋滞。人がいないうちにゆっくり見るのがオススメ。 ●ブランド品、数があまりないものは初日(4/29)。とにかく安くなら最終日(5/5)。 ●服装は動きやすいもので。スニーカー、帽子(天気がよければ)は必須。バッグは両手が自由になるリュックサックか、重いものでも持ち歩けるキャスター付きのカートで。それから軍手をオススメしているガイド本もあるけど、個人的にはオススメしません。滑って器を割ってしまうこともあるし、持ったときの手触り感がわからないので。 ●無駄な買い物をしないために、こういうのを買おうとあらかじめ買う器のイメージをしておく。 ●衝動買いも楽しいよ。 ●他の店とも比べて買いたいとき、元の店の場所はちゃんと覚えておこう。店がたくさんあるので、わからなくなってしまいがち。案内所や駐車場で配っているガイドマップにチェックしながら、がオススメ。 ●一度は値切ろう。今回のレポートには詳しく書かなかったけど、値切るのも楽しみのひとつ。「いくらになります?」「もう一声」と声をかければ、たまに、これ以上は無理って言われることもあるけど、たいていの場合、まけてくれる。 |