有田陶器市 -1998-

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ぐい飲み みつつ歩きつづけていて、ふっと目についたのがこのぐい飲み。 あれば買おうと思っていた割っちゃったお皿と同じものはなさそうだし、あとは買うならやっぱりあの湯のみセットぐらいかな、と思いはじめていたころだった。 今回、ぐい飲みは買うつもりはなかったのだけど、兎の絵に惹かれたのと、 もともとそば猪口と同じように、1個ずつ買い集めてるものだし、ここまで何も買っていなかったという気楽さもあって、 えいっ、買っちゃえっ、と即決。\1,100。 ぐい飲み \50から売ってるのを考えると、ぐい飲み1個にしては、かなり高めのお値段。 それでも定価数千円からすると安くなってたので、値切り交渉せず。 こうしてまたひとつ、ウチのささやかなぐい飲みコレクションにニューフェイスが加わった。 ちなみに左の写真がそのぐい飲みたち。旅行先で買ってきたもの、骨董市で買った1個\100のもの、自分で焼いたもの、いただきものといろいろ。

計を見るともう10時半。約束の時間まであと1時間しかない。 さすがに一睡もせず、炎天下(半袖Tシャツ1枚でも暑かった)の中、歩きつづけてるのもつらくなってきた。 店の方ももう4分の3程度は見たし、よし、戻ってあの湯のみセットを買おう。 もし、お皿とか別にいろいろと買っていたら、そうは思わなかったかもしれないけど、 まぁ、新婚さんでもないし、そういろいろ買い揃える必要もないわけで、考えてみれば、あの湯のみセットを買うために無意識のうちにセーブしていたのかもしれない。 さぁ、あの店に戻ろう。

りの見ていない店をささっと覗きつつ、もと来た道を急ぎ足で歩いた。 買うと決めたら、少しでもいいヤツを買わなくちゃ。なんせ傷があったり色が薄かったりするB級品。 できるだけいいのを選ばなくてはならない。ようやくその店にたどりついた私達は、さっそく1個\1,500のフダがついた、湯のみが置いてあるカゴの前を陣どり、品定めを始めた。
「これは色にムラがある。」
「これはここにポッチが...。」
「これはなかなかいいんじゃない?」
そうして、そのカゴの中からベスト5を選びだした私達は、レジへと運び、店の人に差しだした。 \1,500×5で\7,500。
「いくらになります?」今回、初の値切り交渉。
「\6,500。」
「\6,000!」
「あーん、しょうがなかね〜。」
よしっ。1個あたり\1,200。さ、喜んでばかりはいられない。次は急須だ。湯のみ5つ揃えたら急須も揃えなきゃ。 あらかじめ目をつけていた場所へ移動。そう、これこれ。値札は\6,000。
「いくらになります〜?」再び交渉開始。
「これ、人気商品やけんね〜、数もあんまりないとよ〜。A級品なら湯のみ5つセットとあわせて\36,000するとよ〜。」
その手にはのらない。
「うーん、じゃぁ、\5,000にしといちゃろ。」
実は\5,000なら買おうと決めていた。でも欲が出た。 「\4,000じゃだめ?」
「はぁ〜、しょうがない、\4,500たい。」
よしっ。\4,500。湯のみ5つ\6,000とあわせて\10,500。 私達にしてはなかなかの出費だけど、デパート価格\36,000を考えたらかなりお得でしょ。 B級品といってもほとんどわからないし。だから陶器市はやめられない。

れで思い残すことはない。 時計を見ると11時10分。まだ少し早いけど、駐車場にへ向かう。徹夜と暑さで身体もヘトヘト。 かき氷でも食べながら、みんなが帰るのを待ってよう。ふー。 11時半すぎ。全員揃って、とりあえず座りこんで、食べたり飲んだりひと休み。 あとは帰るだけ。この時間なら帰りの渋滞にも巻き込まれない。 朝早くから、というか夜のうちからのりこんできたカイもあるというもの。 私達は、これから陶器市へと向かう渋滞の反対車線をしり目に、疲れながらもそれぞれの戦利品を手にスイスイとウチへの道を走った。 満足。やはり充分、陶器バカの資格はあるでしょう。
...しかし、もし来年行くとしたら、今度は平日の昼かな。

・・・

湯のみセット て、今回の戦利品(?)がこれ。 フタに兎がちょこんとのっていてカワイイでしょ。 いわゆる有田っぽい器ではないけど、この「ちょこん」に惹かれちゃったのだ。 兎アップ この黄色もなんだかあたたかくっていい感じ。 これで、フタ付きの湯のみでお茶をださなきゃいけないお客さん(ってどんなお客さん?)が来てもだいじょうぶ。 でも、そんなお客さんなんてめったに来ないし、たまには自分で飲むときにも使っちゃおう。

・・・

兎の器 ころで、別に兎の器を集めているという意識はないのだけど、知らないうちにいくつか兎ものが集まってきた。 ウチにある器の中では、唐草模様の次に数があるかもしれない。 今回も図らずして兎ものが揃ってしまったし。 そういえば、そば猪口だって、ぐい飲みだって、唐草の器だって、集めようと思って集めたわけでないし、そのうちまた兎柄が増えていくのかも。 あーん、誰か、私の物欲、どうにかしてー。



以上、'98有田陶器市レポートでした。有田はステキな町です。 陶器市の時期でなくても「
有田ポーセリンパーク」や「チャイナ・オン・ザ・パーク」など陶器を楽しむ場所はたくさんあります。 陶器に興味がある方、機会があれば、ぜひ足をのばしてみてください。

有田陶器市心得
●早起きは三文の得。でも徹夜してまでいくのはやめておいた方がいい。
●無駄な買い物をしないために、こういうのを買おうとあらかじめ買う器のイメージをしておく。
●衝動買いも楽しいよ。
●他の店とも比べて買いたいとき、元の店の場所はちゃんと覚えておこう。店がたくさんあるので、わからなくなってしまいがち。
●一度は値切ろう。値切るのも楽しみのひとつ。「いくらになります?」「もう一声」と声をかければ、たいていの場合、まけてくれる。
●ブランド品、数があまりないものは初日(4/29)。とにかく安くなら最終日(5/5)。

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