三菱地所アルティアムで開催中の「世界を変える美しい本 インド・タラブックスの挑戦」展へ行ってきました。これまで書店で見かける度に買おうかどうか悩んで、結局、まだ買えてなかったタラブックスのハンドメイド本。インドの民俗画家による絵を手漉きの紙にシルクスクリーン印刷し、職人が糸で製本した美しい絵本です。その美しい本を生み出しているタラブックスの本作りの全容を伝える展示ということで、とても楽しみにしていました。

世界を変える美しい本
左上:会場内は撮影OK。
右上:「夜の来」の原画。
左下:「太陽と月(Sun and Moon)」。ついに買いました。
中下:「太陽と月」の裏表紙にはシリアルナンバーが記載されています。
右下:図録も買いました。

展示は、インドの民話や歴史を伝える絵巻物とそれに影響を受けて作られた本や、絵本に使用された原画の数々。1ページ1ページ、一版一版、シルクスクリーン印刷している動画なども。この動画を見て、またシルクスクリーン印刷をしてみたくなりました。

併設のショップには タラブックスの絵本や関連グッズが販売されています。そこで図録と一緒にようやく絵本を1冊購入しました。「夜の木」と悩みましたが、色づかいがBLUE & YELLOWっぽいこともあって「Sun and Moon」の日本語版「太陽と月」を(英語版も販売されていましたが日本語版の倍以上の価格で…)。

日頃、仕事柄もあって何でも画面で見ることが多いですが、やっぱり紙はいいですね。こんな美しい本ならなおさら。

世界を変える美しい本 インド・タラブックスの挑戦」展は10/6(日)まで。一度チケットを購入すれば、会期中そのチケットで何度でも入場できます。