2025年もとうとう大晦日。この前、今年になったばかりじゃない?っていうぐらいあっと言う間に時が過ぎていきましたな。
このMURMUR、ほぼ美術館に行った記録になっているんですが、年内最後の更新は九州産業大学のキャンパス内にある「九州産業大学美術館」と「芸術学部アートギャラリー」で観てきた展示の記録と、その他、今年のいろいろ、自分のためのメモです。
私、後期だけですが九産大で非常勤講師をしています。九州産業大学美術館は一般の方も入館できるのですが基本的には入館料が必要です。ただ、学生、教職員は無料でして、非常勤の私も無料なんです。なんてありがたい。ということで何か企画展をやっているときには授業前や昼休みに展示見学しています。
以下、2025年に見学した記録です。
●ヒュッゲな暮らしを彩る 北欧のあかり展
(九州産業大学美術館 2025/6/14〜7/27)
展覧会チラシPDF

「ヒュッゲ」とはデンマーク語で、居心地のいい空間や時間などを意味する言葉。つまり「心地いい暮らしを彩る北欧の照明展」という感じでしょうか。この展示は授業をやってない期間の開催だったので、授業ついでではなくこのために行ってきました。
北欧は冬の間、暗い時間帯が長いため、照明やキャンドルの灯りがとても大事なものなんだと思います。
照明だけでなく、椅子を中心とした北欧家具もあわせた暮らしを想定した展示でした。
右下の写真は美術館を出てサテライト会場の「住居・インテリア学科プレゼンテーションルーム」で撮影したものです。
私、芸術学部の非常勤なので芸術学部以外の校舎に行ったことがなかったので、ああ、住居・インテリア学科(建築都市工学部)があるとこんな部屋があるんだと、楽しく見学してきました。
●中島英樹 HIDEKI NAKAJIMA MADE in JAPAN.TOKYO ,KSU edition
(九州産業大学美術館 2025/9/20〜11/3)
展覧会チラシPDF

雑誌「CUT」や坂本龍一のCDジャケットなど、幅広い分野で多くのアートディレクションやデザインを手がけられた中島英樹氏の仕事を紹介する展示。
左のポスターのキービジュアルは中島氏と親交のあったクリエイティブ集団tomatoの創立メンバーであるジョン・ワーウィッカー氏が特別に制作したものだそうです。右は2005年に香港で行われた「SEVEN EXHIBITION」のために制作したポスターの1つ(展示作品はほぼ撮影NGで、OKだったのが「SEVEN EXHIBITION」のポスター3点でした)。
中島氏は2022年に60歳の若さで亡くなられているのですが、亡くなる前年の2021年に刊行された、30年に及ぶ仕事の中から中島氏が自ら厳選した作品群を1冊にまとめた「HIDEKI NAKAJIMA:MADE in JAPAN」に収録されている作品を中心に紹介されていました。
学生さんたち、こんな展示がすぐに無料で見られる環境にあるの、すごくいいですね。
●GRAPHIC TRIAL 2025
(芸術学部アートギャラリー 2025/10/22〜11/2)

「GRAPHIC TRIAL」はクリエイターとTOPPANグループが協力してポスターの制作を通じて新しい印刷表現を探るプロジェクトで、今回は「FIND」をテーマに大貫卓也、関本明子、吉本英樹、妹尾琢史の4名がいろんな実験をされていました。
タイトルバックの写真は関本明子氏のベタの重ね刷りで階調を表現された作品、上の写真は真ん中が妹尾琢史氏の和紙とアクリルを使って空間に印刷することを試された作品「透き通る和の情景 FINDING JAPAN」で、右が大貫卓也氏のレンチキュラーという見る角度によって絵柄が変化したり、立体感が出たりする印刷を大型作品で試された作品です。
こういう実験の工程が見られるの、とても楽しいです。
その他、今年のいろいろです。
●レトロ建築巡り
今年はと言うか、今年もレトロ建築見学のためにあちこち行ってきました。
2月に鹿児島、関西へは2月と11月の京都モダン建築祭を中心とした2回、7月に東京、その他、福岡近郊をいろいろ。
ほぼレトロ建築見学のために働いてるんじゃないのか、私。
2026年も元気にいろいろ見学に行けますように。
●映画
今年は全然、劇場で観られなかったなぁ…反省。
スカパーやアマプラではちょこちょこ観てるんですが。
劇場で観たのは
・鬼滅の刃 無限城編 第一章 猗窩座再来
・国宝
・羅小黒戦記2 ぼくらが望む未来
来年はもうちょっと観に行きたいところ。とりあえずアバター3からかな。
さて、今年の更新はこれが最後です。
それでは、みなさま、どうぞよいお年をお迎えくださいませ。