毎年、5/18の「国際博物館の日」にあわせて福岡市で実施されている「福岡ミュージアムウィーク」。福岡市内の博物館や美術館など18施設が参加し、各施設で常設展が無料になったり、ワークショップや各施設を巡るスタンプラリーが開催されたりと楽しい9日間なのです。ここ数年、なんやかんや参加しているのですが、一番のお気に入りが九州大学総合研究博物館。
昭和初期に建てられた近代建築で建物自体が好きだというのもあるし、普段は非公開の学術資料(昆虫標本、骨格標本、化石、鉱物、植物標本など)が見学できるのです。これが楽しくて。今年は常設展示室もミュージアムウィークにあわせてリニューアルオープンされていたので、それも楽しみでした。リニューアルで何が変わったって、九州大学の箱崎キャンパスで古くから使用されてきた木製の什器が取り入れられていました。これまでスチール製?とか、なんと言うか味気ない展示室だったんです。展示物はもちろんおもしろかったんですけど、せっかく館内には素敵な什器がたくさんあって、通常、非公開の資料室では使用されているのに、そしてそれがこの建物とマッチしているのに、なぜここで使ってなかったのかと。それがようやく! これよこれ! いや、私の好みですけどね。
しっかり見学して楽しんだ後にはお土産も。小さな(直径1cmぐらい)1億8千万年前のアンモナイトを1ついただきました。一昨年、昨年に引き続き3つ目です。ちなみに前の2つはピアスにしました(割れないよう木工用ボンドを薄めてコーティングして、アクセサリー作家のお友達にクリスタルとあわせてピアスにしてもらった)。

中上:常設展示室の蝶の標本
右上:通常、非公開の鉱物が展示された部屋
左下:通常、非公開の壁画の会議室(貴賓室)
中下:九大のアンモナイトコレクションはすごいのです
右下:お土産にいただいたアンモナイト
ミュージアムウィークで無料になっていたコレクション展もいくつか見学してきました。福岡市美術館、福岡県立美術館、福岡アジア美術館の3館。どれも何度も行っているお馴染みの美術館です。その中でちょっと新鮮で楽しかった展示をひとつピックアップ。
福岡アジア美術館のコレクション展は現在、「アジア美術の歩き方 東アジア編 近さと違いをめぐる旅(2026/4/18〜8/30)」をやっているのですが、その展示の中にあった柳幸典さんの観覧者参加型インスタレーション作品「大東亜仮想通貨千羽鶴」。観覧者の顔写真を仮想の紙幣(正方形の半分サイズの3種類3枚ずつ)に印刷して、そのうち、それぞれ同じ種類の2枚をテープで貼って正方形にして折り鶴を3つ折り、それが作品になっていくという仕組み。余った3枚の仮想紙幣はお土産で持って帰れます。3つ折っている間に、西洋系の観光客らしき方が2名、参加されたのだけど、折ったことがない人には折り鶴は難易度高いですよね。案の定、3手目で詰まってスタッフの方が手伝われてました。まぁ、それも楽しい思い出ですね。

見意義:大東亜仮想通貨千羽鶴
今年も楽しいミュージアムウィークでしたが、来年こそは福岡市美術館「建築ツアー」に当選しますように。
(今年も応募してたのだけど落選…建築系のガイドツアーで抽選があるやつ、ほぼ全部落ちてます)
ミュージアムウィークとは別ですが、これまた回遊型のイベントで楽しんできたので記録しておきます。
福岡天神エリアを中心に20箇所、各会場に1脚ずつ椅子を展示するイベント「名作椅子のエクスペディション(2026/5/15〜5/31)」。各会場でスタンプシールを集めると特典がもらえます。天神エリアといいながら太宰府もあるので全部は難しいなと思いつつ、行ける範囲でまわってみようとシール集めました。置いてある場所がインテリアショップやホテル、美術館などでそれも楽しかったです。私は20箇所の内、16箇所集めて終了。ワンビルで特典をもらってきました。展示されている名作椅子は永井敬二氏の膨大なコレクションの中の一部なのですが、このコレクションを調査し、守るためにはじめられたクラファンにも微力ながら支援しておきました。

あれだけのコレクション、一度倉庫を見学してみたいですが、福岡市、福岡県でもいいんですが、こんなコレクションを展示できるようなデザインミュージアム作ってくれないでしょうか。東京の「21_21 DESIGN SIGHT」みたいなの。
ミュージアムを楽しんだ5月でしたが、お仕事もしておりますよ(当たり前ですが)。準備してきたのがようやく走り出したり…がんばります。