福岡市美術館で開催中の展覧会「テレンス・コンラン モダン・ブリテンをデザインする(2025/4/19〜6/8)」に行ってきました。
コンランショップを知ったのがいつか覚えていないのだけど、90年代に日本にも「ザ・コンランショップ」ができる!(新宿店が第1号店)って喜んだ記憶があるので、オープン前には何らかの情報で知っていたんじゃないかと思うんですよね。おそらくインテリアにすごく興味があって、インテリア系の洋書とかも集めていたのでその流れで知ったんだと思います。東京に出張で行った時にお店にも寄りました。その後、1998年に2号店の福岡店が岩田屋内にオープンして(オープン時はまだ福岡に帰ってなかったけど)、すごくうれしくて「岩田屋さんありがとう!」って思ったなぁとか今回の展示を観ながらいろいろ思い出しました。いや、ショップに行っても家具は高くて買えないので、たま〜に雑貨を買うか、あとは目の保養にパトロールするだけでしたけど。
会場に入ったらいきなり工事現場の足場のような骨組みに展示がしてあってちょっとビックリしましたが、1931年ロンドン生まれのコンランが学生時代にテキスタイルデザインを学んだところからスタートし、1964年に小売店「ハビタ」をオープンし成功を収めたこと、その後、1973年に「ザ・コンランショップ」、レストラン、出版、都市開発まで手がけるようになる過程をデザインやプロダクト、書籍、会場内に再現された仕事部屋など通して観ることができます。
また、会場内のあちこちにコンランが残した言葉も展示されていて、デザインが日常にあるもので楽しいものだと思わせてくれる展覧会でもありました。
そしてグッズコーナーはオリジナルグッズが並び、コンランショップのポップアップみたいで当然、楽しい!(図録を買いました)
また、館内のレストランとコンラン展のコラボメニューで「ザ・コンランショップ 東京店」に併設された「オルビーレストラン」の紺野真シェフが監修された「ウィークエンド・シトロン バニラアイス添え」もいただいてきました。ふふ。
レストランには他にイギリスと言えばの「フォッシュ&チップス」もありましたよ。カフェには「レモングラススカッシュ」も。

右上:足場的な展示
左下:ミッドウィンター社が若きコンランに依頼し制作したて「チェッカーズ」シリーズ
中下:仕事場を再現
右下:館内レストランとコンラン展のコラボメニュー「ウィークエンド・シトロン バニラアイス添え」
さて、民藝展、コンラン展と、ライフデザイン、日常のデザインを考える展覧会が続きました。
…なんというか、シンプルでよいものというか、好きなものに囲まれて暮らしたいですね(感想が雑)。
そして次はたぶん、柱展!