ちょっと前に友と一緒に福岡市美術館で開催されていたゴッホ展と福岡市博物館で開催中のフィンレイソン展をハシゴしてきました。

左:ゴッホ展チラシとゴッホ缶(チョコレート)
中:福岡市博物館内看板
右;フィンレイソン展 館内展示

ゴッホ展 響きあう魂 ヘレーネとフィンセント[2021/12/23〜2022/2/13]
当然ですが写真NGなのと人が多くて記録写真無し。密を避けて観覧自体もサクッと終わらせました。
今回のゴッホ展はゴッホの絵に魅せられた世界最大の個人収集家ヘレーネ・クレラー=ミュラーのコレクション(後にオランダ政府に寄贈し、クレラー=ミュラー美術館を開館し初代館長に)とファン・ゴッホ美術館収蔵の作品の展示です。ヘレーネ・クレラー=ミュラーはゴッホの評価が高まる前から収集し始め、公開された、つまりゴッホの絵を世に出したという功績があるわけです。展示の中に収集したゴッホの絵のリストと購入額を示した図があったんですが、それはもう、今では考えられないぐらい安く購入されてるのがわかります(当時の貨幣価値を考慮しないといけませんが)。ただ、なんというか、ゴッホが生きている間には絵が売れず、心身のバランスをくずし、金銭的にも恵まれなかったことを知っているので、今のゴッホの人気ぶり(ものすごい高い価格)を見るとなかなか複雑な気持ちになります。とはいえ、今、こうして公開していただいてありがたいとは思いますが。

フィンレイソン展―フィンランドの暮らしに愛され続けたテキスタイル―[2022/1/15〜2/27]
満喫しました〜。人もそんなにいないし、一部を除いて会場内の写真OKだし、元々、こちらの方が見たかったのもありましたし。フィンレイソンはフィンランドのテキスタイルブランド。今回の展示では2020年に創業200年を記念して資料や原画、生地見本などを見ることができます。グッズも充実。まぁ、テキスタイルブランドなので想像はしていましたが、文具、キッチン用品、インテリア雑貨と様々なアイテムが。エレファンティ(タイトル背景の象のデザイン)のマットが欲しかったんですけど、いやいやウチの雰囲気では浮いてしまうと思い直しあきらめました。よく我慢した私。トートバッグ付きの図録だけ買ってきました。

●太宰府へ
友とは別の日に太宰府にも行きました。九州国立博物館の文化交流展示室(平常展)を見て、人気のカフェ行きたかったギャラリーや、太宰府天満宮の一分咲きぐらいの飛梅や、梅ヶ枝餅や、鬼滅の聖地となった竈門神社など、今の太宰府を満喫してきました。

左上:coba cafeの苺とピスタチオブリュレのパフェ
中上:梅ヶ枝餅
右上:参道のスタバ(隈研吾氏設計)
左下:ALBICOCCA(行きたかったギャラリー兼ショールーム)
中下:飛梅
右下:片山正通氏が手がけた竈門神社社務所

太宰府にはまた春頃、行かねばと思っています。九州国立博物館で「特別展 北斎(4/8〜7/10)」が開催されるので。
ついでにこれから行きたい展示メモ。

庵野秀明展
 大分県立美術館 2/14(月)〜4/3(日)

アニメージュとジブリ展
 福岡市アジア美術館 4/8(金)〜7/1(日)

●特別展 北斎
 九州国立博物館 4/16(土)〜6/12(日)

ミナペルホネン/皆川明 つづく
 福岡市美術館 4/23(土)〜6/19(日)

展覧会 岡本太郎
 大阪中之島美術館 7/23(土)〜10/2(日)

●国宝 鳥獣戯画と愛らしき日本の美術
 福岡市美術館 9/3(土) 〜10/16(日)

庵野秀明展は日程的に難しいかな…。今月、開館したばかりの大阪中之島美術館には是非とも行きたいのです!
まずは年度末を無事乗り越えられるようがんばります。