先日、5月に支援していたレトロ印刷JAMさんのクラウンファンディング『SAVE THE JAM -「印刷で遊ぶ。印刷と遊ぶ。」を残したい-』のリターン品「おうちでスリマッカ Tシャツをつくろうセット」が届きました。スリマッカ(枠と印刷するための道具一式)と選んだインク1色と入稿していたデータを製版されたスクリーン(版)とTシャツ1枚のセットです。Tシャツ1枚でぶっつけ本番っていうのはさすがに緊張して失敗するなと思い、ユニクロで安いTシャツをネットで数枚購入し、いざ!

いやもうね、途中経過をポイントごとに写真に撮っておこうかと思ったんですけど、全くそんな余裕はありませんでした。いえ、ワークショップで一回、経験したことあるし、ひとつひとつの工程自体は難しくはないのですが、インクが手に付いたのに気づかず刷る前のTシャツも汚すし(複数買っておいてよかった!)、刷った後のスキージや枠はどこにどう置けばとか、あたふたしてカメラやiPhoneを触る気になれませんでした。だから撮ったのは刷る前と刷った後のみで途中経過の記録がなく、全くレポートにはならないのですけど…楽しかった〜! そう、この記事は楽しかったの記録です。まぁ、以前のワークショップが楽しかったからクラファンに支援してこのリターン品を選んだわけですからね。そりゃそうだって話です。

スリマッカ
左上:届いたスリマッカセットが入った箱とTシャツ。
右上:インク。色はミントを選びました。
左下:スリマッカの枠を組み立ててスクリーン(版)を張り、枠が汚れないようマスキングテープを貼ったところ。20cm×20cmサイズの印刷ができます。
右下:組み立てる前のスリマッカ。赤いのを使えばもっと大きな枠ができます。サイズバリエーションはこちら

どんなのができたのかも一応ご報告を。Tシャツの絵柄は涼しげなのがいいなぁと、今年の1月に鹿児島の「SANDECO COFFEE 数学カフェ」さんでいただいたかき氷「しろくま」を描いてみました。「しろくま」は鹿児島名物として全国区だと思いますが「SANDECO COFFEE 数学カフェ」さんの「しろくま」は立体的で「3Dしろくま」と呼ばれています。「3Dしろくま」についてはいつも私の髪を切ってくれる鹿児島出身の美容師さんが鹿児島に行く前に教えてくれました。あ、勝手にTシャツにしちゃってすみません。個人の趣味の範囲と言うことでいいですよね。本当はもうちょっと面白Tシャツにしたかったんですが、画力が足りませんでした。
…それにしても今年のことなのに、この「3Dしろくま」をおいしくいただいた頃は新型コロナは他人事で平和でした。早く心置きなくマスクを外して、旅に出たり、ワイワイおいしいご飯食べたり、歌ったり踊ったり応援したりできる世界になりますように。

しろくまとTシャツ
左:3Dしろくま(かき氷)
中:できました。
右:さっそく着て自撮り。ふっ。

さて、せっかく「おうちでスリマッカ」できるようになったんだから、そのうちまたやってみましょう。今回、全部一人でやってみて、どこを注意すべきかもわかりましたし。