先日、出張で東京に行ってきました。大阪、徳島で会社員していた頃は月一ペースで出張してたんですが、本当に久しぶり。だから出張とは言え、時間が許す限り、美術館やギャラリーを見てこようという計画で(美術館やギャラリーでいいものを見てインプットするのも仕事のうちと思ってますよ)。…そして北陸新幹線で金沢にも行ってきたのですが、まずは東京の記録から。

今回、巡った美術館、ギャラリーは下記。行った順に。

上記とは別に「東京都現代美術館」では展示は見ずに建物とショップだけ見学。「国立西洋美術館」は臨時休館中で中に入れなかったのが残念でした。

東京
左上:東京駅、ドームを見上げて
右上:東京駅
左下:東京ステーションギャラリーの廻り階段
中下:国立科学博物館 天井のドーム ステンドグラスも美しい
右中:国立西洋美術館
右下:国立科学博物館 外観

美術館って展示ももちろん楽しみなんですが、建物を見るのも好きなんです。建物も展示も好きすぎて時間が足りなかったのは1931(昭和6)年に建設された「国立科学博物館」。またすぐにでも行きたい…。建築物は古いものも大好物だし、新しく設計されたところはだいたい著名な建築家の設計で力が入っているので見ていて楽しいのです。新しいところで言うと「国立新美術館」は黒川紀章、「21_21 DESIGN SIGHT」は安藤忠雄とかね。「東京都美術館」は「福岡市美術館」と似てるなぁと思ったらやっぱり同じ方でした。日本近代建築の巨匠、前川國男。その前川國男が師事したル・コルビュジエが設計した「国立西洋美術館」でコルビュジエ展(今年の2/19〜5/19まで開催されていました)を見たかったなぁ。それから「東京ステーションギャラリー」が入っている東京駅も(特にドーム)も楽しみでした。辰野金吾設計の東京駅が復原されたのは2012年。もう7年も経つんですね。

東京
左上:六本木ヒルズの屋上「東京シティビュー スカイデッキ」からの眺め
右上:国立新美術館
左中:21_21 DESIGN SIGHTの展示
右下:清澄白河の実験器具の新しい使い方を提案されている「リカシツ」で
中下:国立科学博物館屋上から見たスカイツリー
右下:クリムト展で

…なんか建物のことばっかりで書いてますね。展示についても少し。東京都美術館の「クリムト展」と国立新美術館の「ウィーン・モダン展」の両方を同時に見られたのはすごくよかったです。時代や人間関係など多角的に見ることができましたし。東京ステーションギャラリーの「ルート・ブリュック 蝶の軌跡」もよかったな〜。図録も買いたかったのですが、ハードカバー、布張りの立派なもので、サイズも大きく、重いのを長時間持ち歩くのは無理だなと思い断念しました。が! やっぱりほしかったので、Amazonで購入しちゃいました。届くのが楽しみです。浅葉克己ディレクションの「ユーモアてん。」も楽しかったし、「井上嗣也展 Beginnings」もよかったし(ちょっと懐かしかったポスターも)、「ムーミン展」もかわいかった。東京のミュージアムを満喫しました。そもそも上野と六本木だけでどれだけ美術館、博物館があるのか。あらためて東京はすごい。前回の出張から随分時間をあけての東京行きでしたが、もうちょっと行く機会を増やさなきゃなと思いました。

ミュージアムの他にも以前から行きたかった清澄白河の実験器具の新しい使い方を提案されている「リカシツ」にも行きましたし、六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーに行ったついでに屋上の東京シティビュー スカイデッキにも。ヘリポートになってる屋上に上がれるなんて知りませんでした。360度の眺望はすごかった! 東京に来た〜って感じでした(笑)。次回、行くなら夜景が見たいです。

東京に来た〜って感じがする場所にはもう一カ所。外国人観光客にも大人気の渋谷のスクランブル交差点を見下ろせるポイントへも行ってきましたよ。おのぼりさんなんで。MAGNET by SHIBUYA109の屋上からタイムラプス動画を撮ってみました。iPhone手持ちで撮ったので(三脚禁止)動きますがご了承ください。手持ちで動画を撮っても動かない体幹がほしいです。

今回の東京では、昨年、今年と福岡に来てくれた友人達と一緒に、年賀状だけはやりとりしてたけど実際に会うのは大学卒業以来という友人にも会えました。おいしいもの食べながら、いっぱい話して…楽しい時間はあっと言う間に過ぎますね。最近、会いたいと思ったら会えるうちに会っておかないとと思うようになりました。次回、同じだけ時間を空けたらおばあちゃんになっちゃう。次はそんなに時間をあけずに行くからよろしくね。

以上、東京編でした。次は金沢編です。