熊本市現代美術館で開催された「つぐ minä perhonen(2026/7/4/〜9/6)」。前半、行かなきゃーと思っているうちに熊本地震がおき、しばらく休館になったので、これは行けなくても仕方ないとなってたんですが、ほどなく再開。熊本市内は大丈夫という情報だったので、行きたいというか、むしろ行くべきだと思い、8月半ばに熊本駅までは運行されている九州新幹線で行ってまいりました。

「つぐ」展は、1995年に活動を開始したファッション・テキスタイルブランド「ミナ ペルホネン」の創設30周年を記念する展覧会です。
ブランド創設者の皆川明さんによると2022年に福岡市美術館で開催された「ミナペルホネン/皆川明 つづく」(レポートはこちら)がブランドの継続性を紹介する展示だったのに対して、今回の「つぐ」展はデザインひとつひとつが次へ派生したり、新しい開発に向かうこと、つまりデザインが継がれること、様々な「つぐ」がデザインの中にあることをお伝えするものだということでした。

会場は「chorus」「score」「humming」「ensemble」「voice」「remix」の6部構成で展示されていました。

冒頭の展示「chorus」。テキスタイルがずらりと並べられたところが圧巻でした。これまでに1000種を越えるテキスタイルをデザインされてきた中から、花、鳥等モチーフの共通点や、幾何学、プリズムなどデザインの発想限などに注目したテーマを元におよそ180種類が並べられた展示です。

「score」は「tambourine(タンバリン)」などミナ ペルホネンを代表する21の図柄をデザイン、製品化する過程を展示。手描きの図柄だけでなく、マスキングテープをちぎってチェック柄を作られていたり、手作業でデザインしていく過程がよくわかりました。

「humming」は画材や日常使いのグッズが置かれたアトリエを再現したコーナー、「ensemble」はテキスタイル造りに必要な刺繍、プリント、織の技術を担う工場の様子を再現したコーナー、「voice」はブランドの代表を皆川明さんから受け継いだデザイナーの田中景子さんやブランドの協業先や関係者のインタビュー(このコーナーだけ撮影NG)、「remix」は公募で修繕が必要になった服に新たなデザインを加えたリメイクを行うプロジェクトの紹介。Beforeの実物大の写真とAfterの実物が並べて展示してありました。この唯一無二な服になるリメイクがとてもよいのです。
そしてグッズコーナー。買ってませんが、バッグとか器とか当然、充実のラインナップでした。

私には「ミナ ペルホネン」の服は可愛すぎるけど、テキスタイルから派生した雑貨やインテリアは好きで、tambourineの食器は持ってたりします。皆川さんが考えているように100年続くブランドであってほしいなと思います。

よい展示を観てきました。

つぐ minä perhonen
左上:エントランスの表示
右上:chorus:およそ180種類のテキスタイルが並ぶ空間
左下:score:図柄と服
中下:score:tambourine柄のお猿さん?
右下:score:マスキングテープをちぎって作られた図柄

2月、雪が降ったというか…吹雪いていたときにも熊本に行ったのですが、今回の8月の熊本は猛暑日でした。次の機会があるなら気候がよいときにがいいな…。
九州新幹線も当初の予想より早く、全線開通したし、九州ふっこう応援割も始まったし(人気すぎてすぐ売り切れちゃうようですが)、なるべく早く日常が戻ってきますように。

熊本
左:JR熊本駅の巨大くまモン
中:熊本市役所 14階の展望ロビーから見た熊本城 天主は復旧工事完了していますが周囲はまだまだ工事中で、完全復旧は2052年度の予定
右:お土産に買った陣太鼓ハーフサイズ

いろいろ記録しておきたいことが溜まっているのですが、更新が追いついていません。
ぼちぼち行きます。

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